Motion Data — Early Access

ロボット動作データの
来歴・権利保証レイヤー

動作データそのものはコモディティ化していきます。コモディティ化しないのは「信頼」です。
誰の動きか・許諾はあるか・センサーデータは本物か——署名・ライセンス・追跡可能性を動作データに与えます。既存のオープン標準の上に構築し、初期供給は日本の職人技から始めます。

Concept Preview — 2026年6月  |  ASI Inc. / Physical AI Research Team  |  info@humanoid-jobs.com
LeRobot
互換フォーマット
Signed
署名付き収録来歴
Licensed
本人許諾済みの権利
Japan
職人技の独自供給

なぜ「データ自体」は堀にならないか

Vision-Language-Action系の基盤モデルは、動画から直接動作を学習する方向へ急速に進んでいます。Open X-Embodimentは100万本超の実ロボット軌道を無償公開し、高品質テレオペレーションデータの収集単価も急落を続けています。「動作ファイル」は時間とともに価値が下がる資産です。

減価しないものは何か。その動きを誰が行ったのか。本人の許諾はあるのか。力覚・触覚チャネルは実測か。記録は改ざんされていないか。生成が安くなるほど、検証が希少なレイヤーになります。私たちが構築するのはデータの置き場ではなく、この信頼レイヤーです。

ビジョン — 身体知のマーケットプレイス

音楽が「演奏を聴きに行くもの」から「ライセンスされ、世界中で再生されるもの」になったように、身体の技能も収録され、署名され、ライセンスされ、ロボットにインストールされるものになります。鮨職人の握り、振付師の振り付け、熟練工の組付け——一人の身体にしか宿っていなかった知識が、本人の権利を保ったまま、世界中の機体で再生される世界です。

このとき必ず必要になるのが、音楽産業でいう原盤権・出版管理のレイヤーです。誰の演奏(実演)か、誰に使用権があるか、再生(学習・実行)ごとに誰へ収益が流れるか。動作データの世界にはこのレイヤーがまだ存在しません。フォーマット(LeRobot等)やモデルは既にオープンに揃いつつある——欠けているのは権利と信頼のインフラであり、それが私たちの取る座席です。

このレイヤーが保証するもの

採用モメンタムデータで運用している規律——一次ソース収集・追記専用の保存・方法論の全面開示——を、動作データにそのまま適用します。新しいフォーマットは発明しません。データ形式は既存のオープン標準(LeRobot互換)に準拠し、その上の検証レイヤーだけを担います。

レイヤー答える問い仕組み
🔏 来歴この記録は本物か?収録時にデバイス署名を付与。追記専用の系譜レコードで遡及改変なし
📜 権利使ってよいデータか?実演者本人の許諾を検証済み。スキル単位のライセンスと実演者への収益還元(音楽出版モデル)
🖐 品質動画に映らない情報はあるか?力覚・トルク・触覚チャネルの有無と実測性を申告・検証。重複排除と欠損の明示

署名付きスキルパッケージの中身

取引の単位は「動画」でも「生ログ」でもなく、署名付きスキルパッケージです。1つのパッケージには次が含まれます。

ユースケース

🏺 技能伝承・事業承継

高齢化で消えていく職人技を、引退前に本人の許諾と収益還元つきで収録。後継者・教育機関・ロボットの三方へ同じパッケージで継承する。

💃 エンターテインメント

振付師が振り付けをライセンスし、世界中のロボット・アバターが正規に踊る。無断学習ではなく、再生のたびに権利者へ収益が流れる正規流通。

🏭 産業・現場特化スキル

「この工場のこのラインのこの手作業」はインターネットのどこにも存在しないデータ。現場が自らの作業を収録・所有し、自社ロボットの教師データとして資産化する。

🎓 指導・コーチング

正解の動作データがあるなら、学習者の動きとの差分が取れる。「踊れるAI」の先にある「教えられるAI」——師範の動作+指導の注釈をセットでライセンスする。

初期供給 — 日本の職人技

世界のどこにも代替供給源が存在しない動作データから始めます。鮨職人の手仕事、伝統工芸の手の運び、精密な手作業組立。インターネット上の動画には決して映らない力加減と接触の知識を、本人の許諾のもとで収録し、署名し、ライセンスします。

供給は三層で広げます。①個人実演者——職人に加え、プロアスリート・ダンサー・ゲーム/映像のモーションアクター。商業モーキャプの世界は買い切り(ロイヤリティゼロ)が標準であり、「再生のたびに本人へ還元」という本構想は実演者側の長年の不満に直接応えます。②スタジオ・アーカイブ——日本のゲーム・映像産業は世界有数のモーションキャプチャ蓄積地帯です。眠るアーカイブを権利クリアの上でライセンス商品化する道を権利元と探ります。③現場委託収録——工場・店舗など特定現場の固有タスクの収録代行。

収録スタック — 既製機材で完結する

収録に特殊な研究設備は不要です。IMUスーツ(Rokoko/Xsens等)・光学式ステージ(OptiTrack/Vicon等)・モーキャプグローブ、そして動画に映らない力を実測する力覚/触覚センサー(6軸F/T・分布型触覚)——いずれも市販機材で構成でき、収録の瞬間にハッシュ化・デバイス署名する工程だけが私たちの独自レイヤーです。収録機材一式は、当社グループが運営するフィジカルAI機材ストア Smartmart で販売・レンタル・リース提供しています。

ロードマップ

フェーズ内容
Phase 0 — 現在構想公開・早期アクセス受付。研究機関・モデル開発企業・権利者との設計対話
Phase 1 — パイロット収録職人・実演者との許諾つきパイロット収録。署名付きスキルパッケージの仕様を実データで確定し、研究機関へ限定提供
Phase 2 — ライセンスAPIスキル単位のライセンス発行・検証・収益分配を自動化。買い手は学習パイプラインから直接、権利クリア済みデータを取得
Phase 3 — マーケットプレイス実行可能なロボットの普及に合わせ、出品・購入・リミックスの双方向市場へ。実演者が「眠っている間も教える」世界
フェーズの移行は市場実態(実行可能な機体の普及・権利者の参加数)で判断します。日付の約束はしません——願望のスケジュールより、正直な順序を優先します。

なぜ私たちか

ASIはPhysical AI領域のオルタナティブデータ商品(Hiring Momentum — 方法論全開示)を本番運用しており、一次ソース収集・追記専用保存・データ系譜の管理を日次で実践しています。加えて、デバイス署名による検証可能レコードの生成パイプラインを本番で保有しており、これが動作データの来歴署名の基盤になります。

さらにグループ全体で、収録機材の供給(Smartmart:モーキャプ・3Dスキャナ・テレオペキット・力覚センサー)から、動作データの署名・ライセンス(本構想)、実行するロボット本体の販売・レンタルまでを一気通貫で運営しています。機材 → 収録 → 権利化 → 機体での再生——フライホイールの全工程を自社で持つことが、単発のデータ販売者との違いです。

現在のステータス

本ページは構想・早期アクセス段階の商品プレビューであり、データセットはまだ販売されていません。ロボティクス研究機関・基盤モデル開発企業・権利者(職人・実演者・所属団体)との対話を開始しています。

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研究機関・モデル開発企業・権利者・投資家の方は、設計段階からの対話を歓迎します。通常2営業日以内にご返信します。

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